一般的にどのくらい知名度があるのか分からないのですが、三谷幸喜脚本の中では3本に入るくらい好きです。舞台を映画化したものなので舞台ほどの勢いはありませんが万人受けする造りになっていると思います。少し盛り上げようとしすぎな感がありますが仕方がないところでしょうか。

特に1話はリアリティなく感じますが確信犯です。若い女性向けにデフォルメしてあります。それさえ乗り越えれば楽しいドラマです。基本的に面白くてもドラマの続編は無いほうが良いと思っているのですが、このドラマは続編見てみたいです。全10話

上杉謙信が女性だった説を基にした東村アキコの歴史漫画です。コメディ要素多めで注釈として本人が内容を補足したりしているので間口が広く読みやすいです。ですが後半はそれらの良さがなくなって残念。全体的に物語の起伏がなく盛り上がりに欠けた感じでした。全10巻。

野木亜紀子脚本のバディもの。「アンナチュラル」より面白いとの感想があり絶賛の嵐だったので視聴しました。面白くなかったです。内容はありがち。展開やセリフが恥ずかしくて苦痛でした。特に菅田将暉はミスキャストだと思います。好みが世間と自分とで完全に違うと痛感したドラマでした。全11話。

ブレイキングバッドのエピローグとして喜ぶ人と蛇足という人がいる作品です。個人的には可もなく不可もなくという印象でした。どちらかというとこの作品がなかったほうがその後を想像をする楽しみがあって良かったように思います。

今更説明するまでもない有名な作品ですが、今更初めて見ました。初めの3話くらいはテンポがつかめず少しもどかしかったですが、それ以降はずっと面白かったです。シリーズ通して全62話もありますがその分物語に厚みがあり、様々なシーンが走馬灯のように思い返されます。バイオレンス的なものが苦手な人以外にはオススメな名作です。

原作未読。NHK制作のドラマで評判が良いので見てみました。現代と戦国時代を行き来するラブコメです。設定はつっこみどころ満載ですが女性でラブコメが好きな人には刺さると思います。歴女への門戸を広げる役割はあったかも。個人的には視聴後に新しく得たものはなかったように思いました。全12話+SP。

「セトウツミ」はダベりに興味が持てず楽しめなかったクチです。今回も物語が転がり始めるまではそこまで楽しめませんでした。ですが、物語後半はとても面白かったです。YouTubeのオーディオドラマが駄目押しでした。全13話。

医療系ドラマばかりで辟易しているのですが、評判が良いので見てみました。結果、想像の範囲内でソツなく面白いのですがそれ以上には楽しめませんでした。井浦新が良いです。逆に井浦新以外のキャストだったら軽すぎて見てられなかったかもしれません。全10話。

「この手の量産型SFは気が進まないな」と思いながら読み始めました。実際最初のうちはその通りでした。が、トータルで見ると面白かったです。途中で読むのを止めなくて良かった。全5巻。

坂元裕二脚本の単発ドラマです。「大豆田とわ子」のパイロット版という感じの作品でした。テレ朝の2時間ドラマっぽい刑事モノですがそれなりに面白かったです。

ジャンルを「書籍」にしても同一名の作品は登録できなかったので、漫画の感想をこちらに。

細かな設定が気になるのでこの手のファンタジーは苦手なのですがなかなか面白かったです。ただ、登場人物の見分けがつきにくい絵柄に加え、後半は重要人物も増えてかつ設定も複雑になるため、やはり苦手な部類の漫画ではありました。

映画の「予告犯」が好みだったので、その1年後を描いた全5話のドラマも見てみました。最初は「ちょっと設定が粗いかな?」と思いましたが総合的にみると映画と同じくらい良かったです。

既刊24巻(2021年7月現在)。サッカーにまるで興味はありませんがこの漫画は面白いです。主人公の成長を通してサッカーの面白さをダイレクトに理解できます。
惜しむらくは、読者は主人公の成長や活躍を見たいと思うのですが作者は青春群像劇を描きたいようでところどころ勢いが削がれるように思うことです。それがなければ「スラムダンク」を超えていたのではないかと。

「カルテット」の坂元裕二脚本作品です。大人のラブコメです。シチュエーションや会話劇や人間関係のバランスが魅力です。ストーリーも先が読みづらく最後まで楽しめました。ですがラストはあまり好みではなかったです。全10話。

心霊現象の原因を追っていくホラーミステリーです。テンポ良く進んでいくのに加え、日本のホラーっぽい「じわじわと気味が悪い」雰囲気が良かったです。結末はもう少し盛り上げてもらいたかったところ。竹内結子が主演なのが怖さに説得力を持たせています。

架空の落語家の人情話です。やたらと評判が良いのでドラマ版を見てみました。しかし役者が頑張っているのは分かるのですが落語に興味がないためかいま一つピンとこなかったです。むしろストーリーがまどろっこしく感じて、あと2話くらい削れるのではないかと思いました。全10話。

島原の乱が舞台の歴史エンタメ漫画です。作者は「魔風が吹く」の円城寺真己。日本史の知識がなくても楽しめる内容です。
全3巻で打ち切りとの感想が多いのですが個人的には打ち切りではないのではないかと思っています。

事件に巻き込まれ、腹の中にスマホを埋め込まれてしまった男のサスペンス。少しグロい描写があるためか、ヤングジャンプで連載していたのに途中からネットでの連載に変更された漫画です。なので知名度が低いですがもう少し評価されても良いかと。全5巻。

全19巻。面白い題材だけれど多少強引なところや、「相方の家族問題」「記憶喪失」など勢いを削ぐ箇所が多かったので佳作という印象でした。ただ、連載が終わった4年後に実写ドラマが決まり、それに伴って続きの20巻が発売。この20巻がとても面白かったので個人的に評価がかなり上がりました。