本当にあった胸糞事件のドキュメンタリー。漫画とかによくありそうな設定過ぎて気持ちが入っていかない感覚でした。ところどころイメージ的なアニメーションが入りますが、内容の深刻さに比べてエンタメに寄りすぎているようなアンバランスさが気になるところ。

大学生友達4人の群像劇。普通のどこにでもいる大学生4人なのに加え、特別な物語の起伏がない雰囲気映画でした。リアルではあるのですがあるあるというわけでもなく面白いかというと微妙。同じような状況にある人は自分を投影して楽しめるのかも。

17歳の高校生が実験都市の総理になりAIを使って改革する話。いきなり議会を廃止したり、支持率が30%を下回ったら自らを解任するなど大胆な政策をしたので期待したのですが尻すぼみでした。政治としても倫理道徳としてもSFとしても中途半端。全5話。

実際にあったことをベースにしたGUCCIの話。スタッフやキャストが話題です。骨肉の争いを描いているわけですが、世間の評価とは逆に個人的にはいまひとつでした。割と淡々と進むのでえげつない感じは薄くむしろ空中戦でピンと来ない感じがしました。あと157分は長いっす。

公開してから1か月でアマプラに登場したと話題だったので視聴。漫画を映像化したみたいな内容だな、と思ったらやはりそうでした。なんかB級臭さがあるな、と思ったら監督がピンク映画の人でした。田中圭のキャスティングが絶妙なサイコサスペンス。

王道のホラー映画。1933年に公開された映画『透明人間』を現代風にリブートした作品とのことです。あまり期待せずに見たのですが思っていたよりも楽しめました。少し粗が気になってしまいますが見せ方が良くスリリングなのが良かったです。

「突然モニターに2分後の自分が現れてこちらと会話できる。でも2分後には同じことをもう一つのモニターに向かって2分前の自分にしなくてはいけない。」というタイムテレビのドタバタコメディです。全体的に小粒で結末ももう一つですが、モニターを合わせ鏡にして2分以上先を見ようとする発想はもう少し評価されても良いかと。

登場人物が多く、しかも似たような名前が多いので混乱しがちな平家物語ですが、平重盛にフォーカスして分かりやすいエンタメになっていて良かったです。これを踏み台にして、保元・平治の乱の「平清盛」や承久の乱の「鎌倉殿の13人」を見るのもおすすめしたいところです。全11話

アメリカで本当にあった胸糞事件のドキュメンタリーです。「事実は小説よりも奇なり」との感想が多く評判の高い今作ですが、個人的にはまあまあでした。最初から真相が分かっているので真実に迫っていく感じがなく、事案の羅列のイメージが強かったです。どこまで数が増えるか、ということが一番気になるところでした。

ポスト「ブレイキングバッド」と聞いたため見てみたのですが、いまいちでした。設定は面白いのですがそれを活かしきれてない印象です。筋違いの恨みや逆恨みなど内輪もめばかりして、しかも誰にも共感ができないというがっかり仕様。登場人物も多すぎて把握するのがめんどくさかったです。モブキャラも多く都合のよさが気になりました。全44話。

割とわかりやすいサスペンスだと思いながら見ていたら想像を裏切る展開でびっくり。いろいろ盛り込みすぎているため、いまひとつ掴みどころのない印象でした。練られている内容なのに細かい設定が雑なのも少し気になるところ。良い意味で生理的に気持ちが悪いです。

数学者の考え方が垣間見れて面白かったです。難しいところがなく読みやすいのも好印象でした。主人公が変に闇落ちしたりしなかったところも良かった。全10巻。

急に都知事が「東京に原発を誘致する」と言い出す密室会話劇。反原発プロパガンダ的作品ですが会話劇はなかなか面白かったです。安っぽいサスペンスや偏向的なやり取りはどうかと思いましたが、3.11よりも7年前に公開されていたのは先見性があって良かったかと。

あまり良さが分かりませんでした。題材はありがちだし特別内容が良いとも思わなかったです。3人ともやたら美人なのになぜか独身だったり、急にそれぞれいい感じの人が現れたりなど都合のよさが気になりました。そして約70分×12話は長いなあと。

萌え系の絵柄ですが内容はエグイところまで突っ込んだフス戦争題材の漫画です。あまりキャラクターに魅力がなく物語も淡々と進むのですが、歴史ものとして情報量が多めで楽しめました。全12巻+外伝3巻

地動説を題材にしたエンタメ漫画です。情報は少なくて歴史としてではなくテーマとストーリー展開が面白かったです。ただ、個人的にはラストのスケールに感情がついていかなかったのが少し残念でした。全8巻。

始まっていきなり面白かったです。詳しい人には物足りないかもしれませんが、制作側を知らない人には興味深い内容だと思います。実際の作品を使って効果を確認していくのがとても良いです。

面白かったというよりも圧倒されたという感じでした。本気度がすごい。「ちょっと長いかな」とか「細かな設定が」とかがあっても、画の迫力で最後まで持っていかれました。全12話。

シーズン3まで見ました。自分には合わないシリーズでした。ブラックコメディとして登場人物の愚かさと理不尽さを楽しむ内容ですが、感情移入できずストレスが溜まりました。各10話。

同じような内容なのにあまりマンネリに感じない安定の池井戸潤作品。タイトルから2人の関係性はライバルかと思っていたら違いました。序盤はいろいろな意味でチープですが後半にかけてはなかなか面白かったです。全9話。