『タイム・リープ あしたはきのう』は、高畑京一郎の小説(1995年発表)。
また、これを原作としたラジオドラマおよび1997年公開の日本映画『タイム・リープ』が製作された。
ライトノベルに分類される小説であるが、タイムトラベルもののSF小説としても高い評価を受けた作品。
タイムパラドックスの問題に正面から取り組み、意識内時間移動現象「タイム・リープ」という設定と、
緻密な論理構成により、時間SFとして十分な戦果を挙げた。
90年代の『時をかける少女』と評されたこともある。「ループもの」に近い点もあるが、
全く同じ時を二度と過ごすことは無い、という点でループものとは異なる。
ごく普通の女子高生・鹿島翔香は、ある日自分が『昨日の記憶』を喪失していることに気づく。
そして、自分の日記を調べると、昨日の自分が書いたと思しき、見覚えのない文章があった。
約四半世紀前に発売されたタイムトラベルものの小説です。当時はなかった言葉だと思いますが、ライトノベルに分類されると思います。個人的にタイムトラベルものの中で3つの指に入る傑作だと思っています。上下巻の2冊で2時間もあれば読むことができるのでこのジャンルが好きならばおすすめです。