原作未読。「こんな感じの内容なんだろうなー」と思いながら見始めたらほぼその通りでした。見る人によっては「あの登場人物が許せない」みたいなのがあるようですが、どっぷり感情移入しなかったためか嫌な奴多いなくらいの感覚でした。
序盤の農家をやっている時は「朝ドラタイプか?」と心配しましたが、政治運動に関わりだしてから急激に面白くなりました。特に明治以降は廃藩置県の基礎固めや郵便事業の立ち上げを始め、銀行、海運業、慈善事業などがとてもスリリングに描かれていて良かったです。惜しむらくは例年の大河ドラマより5話以上少なく、明治以降少し駆け足になったことです。全41話。
野木亜紀子脚本はあまり好きではないのですが、この作品は良かったです。細い糸を頼りにするすると事件を紐解いていく感覚が快感でした。ただ、少し長いかな。あと登場人物が多いので多少混乱するのがネックでした。
途中までは歯を食いしばりながら頭をフル回転して頑張ったのですが、気が付いたら「クレイジーダイヤモンドみたいだなあ」という感想しか出なくなっていました。1回の視聴では理解しきれませんでした。
ボーイミーツガールものです。絵柄が爽やかで青春恋愛ものが好きな人にはおすすめです。SF要素やファンタジー要素がなくSNSを活用したりと現代的でリアリティはあるほうだと思います。が、特別尖ったところがなく置きにいった印象が強かったです。
Netflixオリジナル。映像は良かったのですが、内容は「いろいろなデスゲームを寄せ集めたら微妙になった」という感じです。ところどころで不自然な行動や台詞があったり、ケガが大したことなかったり、ヒロインがいつも薄着だったりするのが萎えました。S1が全8話。
密室での犯人捜しもの。推理ではなくスリラーで犯人や犯行手口はあまり興味をそそられませんでした。9人以上の登場人物がいる割にはキャラクターの区別がつきやすかったし、オチもなかなか良くて楽しめました。
Netflixで視聴。出版業界を舞台にしたコンゲーム的な内容でした。予告編を見てから視聴した人の評価は低いみたいですが、前知識なしで見たためか2時間でこれだけ楽しめさせてもらえればかなり満足です。
好きなジャンルのはずなのに何故か「告白」「白ゆき姫殺人事件」を見てもあまり刺さらなかった湊かなえ作品。過去に起こった事件をさかのぼって紐解いていくミステリーで時間軸が行き来します。真相が予想できず最後まで引っ張られましたが、全10話は長いしラストはしっくりせず演出もくどく感じました。
アニメを全話見返してから観ました。アニメは20年以上たった今も色あせない面白さでした。比べると実写版はがっかりの連続。作品単体で見てもスケールが小さくチープな感じが否めずきつかったです。全10話。
月9とタイトルで避けていました。重い腰を上げ見てみたら想像通りでした。恋愛ドラマあるあるの連発で苦笑い。見終わった後あたらしく得たものはなかったように思います。そんな内容にも関わらず最後まで持っていかれました。坂元裕二が好きかどうかで評価が180度違うと思います。全10話。
グロさにびっくり。伏線を含めてなかなか楽しめるサイコサスペンスでした。ただ、「ラ・モント」でも感じましたが最近はさらにもう一捻りないと満足できないようになってしまいました。
中村義洋監督作品は好きなものが多いので割と期待したのですが、面白くなかったです。中途半端で冗長でした。ここのところ3作時代劇が続いていますが「殿、利息でござる!」は良かったものの「忍びの国」と今作はつまらなかったです。