三谷幸喜が脚本する大河ドラマ3本目の作品。愉快な北条家に源頼朝という異分子が入ることにより権力闘争の渦に巻き込まれる話。全48話あるのですが1話たりとも目が離せない内容の濃さは凄いです。が、個人的には前半のコミカルさからドロドロの政治劇へ移る過程がいまひとつピンと来ないところがありました。
アマプラにて。シリーズ2作目。前作を見た方が楽しめると思います。豪華絢爛のホテルで起こるクライムサスペンス。ホテルが題材ということが活かされていて良いですね。東野圭吾作品の中では良い出来だと思いますが、個人的には129分の9分は削ってほしかったなあと。
U-NEXTにて。「天才の映画監督に見出しされた映画好きの冴えない若者がデビュー作を撮る」話。トントンと進みすぎな感はありますが、映画製作の裏側を垣間見れる面白い作品でした。演出が凝っていて、視聴者との距離感を計算しているのも良いです。
渡辺信一郎監督で「カウボーイビバップ」の次の作品ですね。似たテイストですが比較するとかなり見劣りしました。女主人公に魅力がなく、旅の目的にも興味がわかず、各話のコメディ要素も微妙。殺陣のシーンは良かったですが、それ以上のものは感じませんでした。全26話。
俳優の自伝エッセイをドラマ化したもの。正直なところ「ドラマ化する必要あるのか?」と思うくらい普通でした。特別惹きつけるところもなくて、まあ俳優を目指す人はこんな感じの人生だろうな、くらいの感覚でした。全10話。
タイムリープということで視聴。主人公の「情緒不安定で激情型なのにセリフはクサくて何故かモテる」という整合性の取れていない感じがきつかったです。それでも1期目は面白かったのですが、2期目はパワーバランスが悪くファンタジー要素も面白くなくなりました。全50話。
「ブルーロック」が面白かったので、同じ原作者のこちらを。平凡な高校生がちょっとしたいたずらをしたら大事件に発展してしまった話。思考過程がリアルで面白かったです。ただ、ドラマ化されているのですが、そちらの方がラストに現実味があり良かったかなと。全9巻。
「BrBaと並ぶ名作」と聞いたので視聴。思っていた以上に説明なく進むのでS2中盤までは解説サイトを片手に見ました。面白くなったのはS4からだったので根気が要りましたがさすがの面白さでした。個人的には声色で登場人物の区別がつくので吹き替えがおすすめです。全73話。
ゲーム未プレイ。「タイムリープと言えば」という事で今更見ました。ストーリーは面白かったですが同じくらい序盤は見るのが苦痛でした。やはりギャルゲー要素が強いのでゲームでやるのが一番楽しめるのではないかと。全24話。
タコピーという間抜けな宇宙生物が不幸な主人公をどうにかしようと画策する話。割と社会問題というか人間の闇に切り込んでいるのですが、似ている事案が多いですね。全体としてまあまあ楽しめる作品でした。全2巻。
今更視聴。個人的には前半の小学生夏休みものの方が好みでした。後半は独り言や状況説明のセリフばかりになって辟易。話もセカイ系的になってしまい、主人公に感情移入もできずつらかったです。全26話。
ドッペルゲンガーの攻撃をタイムループでどうにかする話。好みのジャンルということもあり1クール目までは面白かったです。が、2クール目に入り謎が明らかになっていく過程で急ブレーキ。ジャンルががらりと変わりバトル要素なども詰め込まれ、個人的に見るのが苦痛になりました。全25話。
U-NEXTにて。鬱アニメの代名詞的作品ですが今見るとそこまででもないですね。倉田英之脚本ということで「メイドインアビス」に通じる感覚がありました。ただ、全13話しかないので削れる部分はバッサリと削っていて、設定がハリボテのように感じるなあと。
U-NEXTにて。HBOの「わけありの新聞記者が地元の殺人事件を取材する」ドラマ。意味ありげにフラッシュバックが多用され伏線を張っていきますが、登場人物に魅力がなくストーリーもあまり進まないため退屈でした。細部のこだわりは感じましたが全8話は長かったです。
U-NEXTにて。米国の掲示板に登場した謎の投稿者「Qアノン」の正体を迫っていくドキュメンタリーの力作。投稿される陰謀論がネット民及び現実世界にも波及していき、ついにはトランプの不正選挙疑惑まで発展していく様を描いています。米国の掲示板事情やまつわる事件にも言及していて興味深いです。ただ、全6話は長丁場で根気が要りました。このジャンルが好きな人にはおすすめ。元2ちゃんねるの管理人さんもちらりと紹介されています。
U-NEXTにて。日本経済破綻論を基にした小説をドラマ化。財政再建のため歳出半減を目指して総理と側近が孤軍奮闘する話。歳出削減の末のシミュレーションと政治劇はなかなか楽しめます。作りがチープなのと公平感に欠ける面があるのが残念なところです。全6話。
U-NEXTにて。「世界名作劇場」版と同じ原作を出崎統が監督したもの。こちらの方は原作に忠実で面白かったです。つっこみどころ満載ですが概ね納得できる説明を用意してあります。世の中の理不尽さや不条理さも描いてあり先が気になりました。全51話。
U-NEXTにて。屈指の名作「ペリーヌ物語」と同じ原作者なので視聴。同じ世界名作劇場シリーズですが、こちらはほぼオリジナルでした。子供向けで物足りなかったです。主人公の言動が耳触りの良い目先のことしか考えておらず、道徳の授業のようで辟易しました。全26話。
少年サンデーのサッカーマンガが完結。ノウハウや描写はそれなりに楽しめるものの、登場人物の魅力に乏しいため関係性が盛り上がらず残念な感じがありました。主人公が上手くなっていっているのかよく分からないのもスポーツマンガとしては厳しい感じです。全49巻。
U-NEXTにて。チェルノブイリの原発事故を再現したノンフィクション。本格派の骨太作品でエンタメ性は薄いものの目が離せませんでした。こんなの見せられたら日本の製作陣や俳優はやる気を失うのではないかと思えるようなクオリティで驚きました。全5話。