隣の家族は青く見える(TVシリーズ)
【読み】 となりのかぞくはあおくみえる
隣の家族は青く見える(TVシリーズ)【 となりのかぞくはあおくみえる】

木曜劇場『隣の家族は青く見える』は、コーポラティブハウスに住む家族たちの葛藤と成長をハートフルに描くヒューマンドラマです。
主演は、年を重ねるごとに魅力を増していく女優・深田恭子。数々のドラマでかわいらしく純真な役を演じてきた深田が、家の購入を機に妊活を始める女性をリアルに演じます。その妻と共に妊活に向き合う夫役を務めるのは、演技派俳優として名高い松山ケンイチ。さらに、平山浩行、高橋メアリージュン、北村匠海、眞島秀和、真飛聖、野間口徹、伊藤かずえ、高畑淳子といった豪華出演者陣が脇を固めます。
本作は脚本家・中谷まゆみ氏によるオリジナルストーリー。“コーポラティブハウス”とは、様々な家族が自分たちの意見を出し合いながら作り上げる集合住宅。一戸建てより安く、マンションよりデザインにこだわりを追求できるという理由で近年、注目されています。しかし、住人同士はいやが応でも密接な関係を築くことになり、各家族の秘密が徐々に暴かれていくことに。“子供が欲しいカップル”奈々・大器夫婦とコーポラティブハウスに住むのは“子供が欲しくない女性とバツイチ男性のカップル”、“子供と理想の家族像に執着する主婦と会社を辞めてしまった夫のカップル”、“男性同士のカップル”など、それぞれ現代的な悩みを抱えた家族たち。共同空間を共にすることからプライバシーが保ちづらく家族構成や互いの問題があけすけになり“隣の芝生は青く見える”といった中で、主人公・奈々は夫・大器とともに、個性的な隣人たちや、大器の両親、奈々の実の母親らが起こす大騒動に巻き込まれていきます。

みんなの感想

「子供」をテーマに4つの家族の形を描いたヒューマンドラマ。割と軽いノリですがそれぞれが悩みと向き合いながらも成長していく群像劇になっています。不妊治療について詳しくなれる佳作。全10話。