「ダウントンアビー」は未見です。HBO制作。1880年代NYの上級階級婦人方が社交界でマウントを取り合う話。階級差別や人種差別などの社会問題から、エジソンの電気点灯式などの技術進歩までも描かれていて興味深かったです。S2は2023年中に公開とのことです。S1は全9話。

あさのあつこ原作の児童小説をアニメ化したものとのこと。近未来SFのディストピアもの。原作が全9巻なのを11話にまとめたためか全編駆け足で、登場人物の背景や心情はさらりと描くだけ。しかも突然のBLや唐突の結末。作画もレベルが低くて気になりました。

HBO制作。とある街で起きた事件を捜査する女性警察官の話。サスペンスとしてはまあありがちです。主人公のクセが強くて感情移入しづらい所がありました。全体的にまとまりがない印象もありましたが、「街」の雑多な感じを表現しているととらえることもできるかなと。全7話。

飛ぶ鳥を落とす勢いのプロデューサー佐野亜裕美が、TBSを退社してまで作りたかったドラマとのこと。落ち目の女子アナと新米ディレクターが冤罪事件の真相を追う話。テンポと劇伴が良いのでするする見ることができました。が、「報道」の問題が単純化されすぎていて大味な印象でした。セリフも脚本的で気になります。全10話。

U-NEXTにて。気弱な侍が賊の仲間になる話。オノ・ナツメ作品はあまり読んでいないのですが、ゆっくりと進む展開と雰囲気が良かったです。あまり動きがないので作画も安定しています。ただ、急に終わった感はあるので箸休め的に見るのが良いかと。全12話。

U-NEXTにて。「テレビ局の報道にいる女性記者が女子高生殺人の真相を追う」WOWOW制作のドラマ。よくあるB級のサスペンスですが、想像を半歩出し抜いてくれたのは良かったです。全4話。

U-NEXTにて。バカリズム作品は「地獄の花園」「架空OL日記」とハマらなかったのですが、これは面白かったです。ベースがサスペンスなのと井浦新のキャスティングが良いです。再編集された劇場版もありますが25分×全7話のドラマの方が良さが活かされてると思います。

三谷幸喜が脚本する大河ドラマ3本目の作品。愉快な北条家に源頼朝という異分子が入ることにより権力闘争の渦に巻き込まれる話。全48話あるのですが1話たりとも目が離せない内容の濃さは凄いです。が、個人的には前半のコミカルさからドロドロの政治劇へ移る過程がいまひとつピンと来ないところがありました。

アマプラにて。シリーズ2作目。前作を見た方が楽しめると思います。豪華絢爛のホテルで起こるクライムサスペンス。ホテルが題材ということが活かされていて良いですね。東野圭吾作品の中では良い出来だと思いますが、個人的には129分の9分は削ってほしかったなあと。

U-NEXTにて。「天才の映画監督に見出しされた映画好きの冴えない若者がデビュー作を撮る」話。トントンと進みすぎな感はありますが、映画製作の裏側を垣間見れる面白い作品でした。演出が凝っていて、視聴者との距離感を計算しているのも良いです。

渡辺信一郎監督で「カウボーイビバップ」の次の作品ですね。似たテイストですが比較するとかなり見劣りしました。女主人公に魅力がなく、旅の目的にも興味がわかず、各話のコメディ要素も微妙。殺陣のシーンは良かったですが、それ以上のものは感じませんでした。全26話。

俳優の自伝エッセイをドラマ化したもの。正直なところ「ドラマ化する必要あるのか?」と思うくらい普通でした。特別惹きつけるところもなくて、まあ俳優を目指す人はこんな感じの人生だろうな、くらいの感覚でした。全10話。

タイムリープということで視聴。主人公の「情緒不安定で激情型なのにセリフはクサくて何故かモテる」という整合性の取れていない感じがきつかったです。それでも1期目は面白かったのですが、2期目はパワーバランスが悪くファンタジー要素も面白くなくなりました。全50話。

「ブルーロック」が面白かったので、同じ原作者のこちらを。平凡な高校生がちょっとしたいたずらをしたら大事件に発展してしまった話。思考過程がリアルで面白かったです。ただ、ドラマ化されているのですが、そちらの方がラストに現実味があり良かったかなと。全9巻。

「BrBaと並ぶ名作」と聞いたので視聴。思っていた以上に説明なく進むのでS2中盤までは解説サイトを片手に見ました。面白くなったのはS4からだったので根気が要りましたがさすがの面白さでした。個人的には声色で登場人物の区別がつくので吹き替えがおすすめです。全73話。

ゲーム未プレイ。「タイムリープと言えば」という事で今更見ました。ストーリーは面白かったですが同じくらい序盤は見るのが苦痛でした。やはりギャルゲー要素が強いのでゲームでやるのが一番楽しめるのではないかと。全24話。

タコピーという間抜けな宇宙生物が不幸な主人公をどうにかしようと画策する話。割と社会問題というか人間の闇に切り込んでいるのですが、似ている事案が多いですね。全体としてまあまあ楽しめる作品でした。全2巻。

今更視聴。個人的には前半の小学生夏休みものの方が好みでした。後半は独り言や状況説明のセリフばかりになって辟易。話もセカイ系的になってしまい、主人公に感情移入もできずつらかったです。全26話。

ドッペルゲンガーの攻撃をタイムループでどうにかする話。好みのジャンルということもあり1クール目までは面白かったです。が、2クール目に入り謎が明らかになっていく過程で急ブレーキ。ジャンルががらりと変わりバトル要素なども詰め込まれ、個人的に見るのが苦痛になりました。全25話。

U-NEXTにて。鬱アニメの代名詞的作品ですが今見るとそこまででもないですね。倉田英之脚本ということで「メイドインアビス」に通じる感覚がありました。ただ、全13話しかないので削れる部分はバッサリと削っていて、設定がハリボテのように感じるなあと。