ポスト「ブレイキングバッド」と聞いたため見てみたのですが、いまいちでした。設定は面白いのですがそれを活かしきれてない印象です。筋違いの恨みや逆恨みなど内輪もめばかりして、しかも誰にも共感ができないというがっかり仕様。登場人物も多すぎて把握するのがめんどくさかったです。モブキャラも多く都合のよさが気になりました。全44話。

割とわかりやすいサスペンスだと思いながら見ていたら想像を裏切る展開でびっくり。いろいろ盛り込みすぎているため、いまひとつ掴みどころのない印象でした。練られている内容なのに細かい設定が雑なのも少し気になるところ。良い意味で生理的に気持ちが悪いです。

数学者の考え方が垣間見れて面白かったです。難しいところがなく読みやすいのも好印象でした。主人公が変に闇落ちしたりしなかったところも良かった。全10巻。

急に都知事が「東京に原発を誘致する」と言い出す密室会話劇。反原発プロパガンダ的作品ですが会話劇はなかなか面白かったです。安っぽいサスペンスや偏向的なやり取りはどうかと思いましたが、3.11よりも7年前に公開されていたのは先見性があって良かったかと。

あまり良さが分かりませんでした。題材はありがちだし特別内容が良いとも思わなかったです。3人ともやたら美人なのになぜか独身だったり、急にそれぞれいい感じの人が現れたりなど都合のよさが気になりました。そして約70分×12話は長いなあと。

萌え系の絵柄ですが内容はエグイところまで突っ込んだフス戦争題材の漫画です。あまりキャラクターに魅力がなく物語も淡々と進むのですが、歴史ものとして情報量が多めで楽しめました。全12巻+外伝3巻

地動説を題材にしたエンタメ漫画です。情報は少なくて歴史としてではなくテーマとストーリー展開が面白かったです。ただ、個人的にはラストのスケールに感情がついていかなかったのが少し残念でした。全8巻。

始まっていきなり面白かったです。詳しい人には物足りないかもしれませんが、制作側を知らない人には興味深い内容だと思います。実際の作品を使って効果を確認していくのがとても良いです。

面白かったというよりも圧倒されたという感じでした。本気度がすごい。「ちょっと長いかな」とか「細かな設定が」とかがあっても、画の迫力で最後まで持っていかれました。全12話。

シーズン3まで見ました。自分には合わないシリーズでした。ブラックコメディとして登場人物の愚かさと理不尽さを楽しむ内容ですが、感情移入できずストレスが溜まりました。各10話。

同じような内容なのにあまりマンネリに感じない安定の池井戸潤作品。タイトルから2人の関係性はライバルかと思っていたら違いました。序盤はいろいろな意味でチープですが後半にかけてはなかなか面白かったです。全9話。

NHK大河ドラマ「太平記」では、役者の都合で途中から急に登場しなくなってしまった石。名前が同じということでおそらくはその後の空白を埋める意図もあった作品だと思うのですが、それより前に打ち切りになってしまうという皮肉。全6巻。

実話を基に作られたらしい社会派もの。とてもテンポが良くてエンタメとして面白かったです。中国が舞台なので話半分とは思っていたのですが、久しぶりにちょっと泣いてしまいました。

実話を基に作られたらしい朝鮮半島のスパイもの。なかなか面白かったですが、ヒリつくような恐怖感があればもっと良かったなあと。

序盤のシーンに衝撃。その興奮冷めやらぬままテンポ良く中盤まで行って、最後どう着地するのかなと思いながら見続けました。内容は重いしキャスティングは地味めですが、絵面が暗くなりすぎなくて良かったです。

CUBEとSAWを足して2で割ったような脱出もの。謎解きというよりはスリラーであまりカタルシスがないのが残念。でも続編は見ようかなというくらいの面白さはありました。

サブカルな日常系のゆるい内容です。一応、群像劇っぽくはありますがストーリーもあって無いようなものでした。雰囲気映画ですね。ただ思わずクスリとしてしまうような会話や関係性が魅力で、130分もありますが最後までそれなりに楽しめました。

20年前だったらもうちょっと満足度があったと思うのですが、今だと微妙な感じです。ラストも好みではなかったです。

ハーラン・コーベン原作の中で一番評判が良かったので見てみました。1話のあと2話を見ると「あれ?間違えて再生した?」というくらい内容が違います。それが登場人物の視点を変えながら1つに収束していくのですが、思っていたよりも割と普通。映画ならともかく全8話は長かったなという印象でした。

S1はタイムリープだったのにS2はタイムトラベルになってびっくり。謎は置いてけぼりで話の整合性も放り出していて面白くなかったです。S1は全8話。S2は全7話。