ちわちわ
ある種の密室モノ。
宇宙の話が面白いと思ってるので、娘の恋愛シーンとか超どうでもいいと思いました。
重力発生装置を切ったあとに、涙が下に落ちるのを見て、序盤はきちんとしてたので後半は手を抜いてると思ってしまった。
伏線が全部回収し終わって、問題はすべて解決、下品なネタも混ぜつつフィナーレかと思いきや、
一点だけ視聴者の想像と違う部分があって、
全てが解決してないことがわかるという次のシーズンへの続け方がすごい。
いつものアクション映画かとおもいきや、プレデターが脊椎や脳を穿り出している理由が描かれていたりします。
第一作のころは30年後も続編が作られると思ってたわけではないので、たんに猟奇的に見えるから、、という理由だったと思うのですが、そこらへんの辻褄を合わせつつ、感動パートも作ってたりするので良いです。
「7人の侍」もそうですが、仲間であれど、さくっと死ぬのは良い映画。
答えを出した人が勝者になるけど、質問はなんなの?という80分の密室映画ですが、
視聴者も実は質問を知ってたというのが後でわかる気持ちよさ。
アメコミの知識のあるオタクが刑事を手伝うというよくあるコメディー風の話だけど、
犯人の希望が叶った場合はそれはハッピーエンドなのか?バッドエンドなのか?
という謎を残したままの終わり方が良い。
アメリカが世界を諜報しまくりなのは、英語圏では周知の事実ですけど、実在するオーストラリアとの共同諜報基地の話。
協力体制といっても、お互いに嘘や隠し事をするのは、忠誠を誓った国が違うんだから当然だよね、、という感覚や、「日本だってアメリカを裏切るかもしれんじゃん」という外国から見た日本てこういう感じだよね、、という部分も。