セッション(映画)
【読み】 せっしょん
セッション(映画)【 せっしょん】
みんなの感想

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フレッチャー先生のキチガイっぷりについては言うまでもないとして、スーパーガールを捨てて音楽を選んだアンドリューも十二分にキチガイだと思いました。終盤においては憎み合う狂人同士が音楽を通じて刹那通じ合う美しさのようなものが表現されているように思うのですが、その余韻をもって観客に「良い話だった」と思い込ませてしまうあたりにこの映画の罪深さを感じます。

あーこういう先生いるよねって何故かわかる感じがよかったです。

結末もかなり好きです。

オチは微妙と思ったがフレッチャー先生のキャラは好き

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最初見た時めっちゃ軍隊やんと思った、そして途中の天才を殺す言葉は上出来だというところがとてもよかった。

びっくりするところが2、3点あって緊張感がこっちにも伝わってくるおもろい映画だったのと芸事の世界はとても厳しいというのと狂気の中で生きているんだなーと思った作品だった

学校は入学するより卒業する方が難しい。

師匠選びも芸のうち。

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ちゃんと交通事故に遭うシーンがいい。

理不尽なことは順番守らないし悲しい。

なんとなく見始めたら止まらなくなった。音楽に呪われた狂人達の物語。呪われてるので幸せになれるかなんて分からないね。

逆らえない相手に徹底的にいじめられる追体験ができる。パワハラ、モラハラする人が身近に来てしまったりなど人生の中でこういう状況にはまってしまう可能性は必ずあるので、自分だったらどうするか考えると理不尽な状況に置かれた時の予行演習になるのではないでしょうか。

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主人公が自身のスタンスに悩んだり、夢を追い続けるか葛藤することがない。

人生を左右するような重要な決断を下すシーンなどもない。

途中で発生する障害はどこまでも物理的なものや制度的なもの。

上手くいきそうな人が上手くいっただけの話としか思えなかった。

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最後に「あの人は、本当はいい人でした」という予定調和にならないのがいい。

優秀な人の育ち方 今はパワハラ駄目な風潮だけどこういう風に成長して日の目を見る人もいる

どれが本音で、どれが建て前なのか。程よく考える余地が残されているので、見終わった後も楽しめる。