この本の主題は「時間が無いと言うのは、自分自身がつまらないことで時間を浪費しているからであって、本来、人生は偉大な成果を残すには十分な量の時間がある」というもので、本書ではこの主張が表現を変えて繰り返し書かれている。
2年くらい前ならこの本を読んで色々と感じるものがあっただろうが、大学に入ってから下宿し始めて1人で考える時間が増えた分、自分なりにこの本の主張に辿り着いたので、特に何も感じなかった。そらそうだろうと言う感じ。というか、ある分野において努力が必要な能力値の人が、そこそこ本気で取り組んでいると、普通は気づくと思う。
従って2年前なら評価は🩷5だろうが、今だと🩷2くらいになってしまう。
ちなみに、これは自己啓発本であって、高級な哲学本ではないと思う。読む人は自己啓発本を手に取る気持ちでいたほうがいい。読んだ人は決して難しい本を読んだ気でいないように。
なにかと話題作のようなので見ることにした。
何となく気に食わないことがあったら幼稚な抵抗をしてしまいたくなるカナっぽさは、誰にでもあると思う。その表現はこの映画を通してよく出来ていて、すごいと感じるが、いい大人が幼稚な抵抗を見せる姿は見ていて不快だ。従って、その点は私には合わなかった。これが前半だけでなく後半も続くので非常に苦痛であり、二度と見るものかと感じた。
映画を見終わって、結局ワガママなアダルトチルドレンをずーっと見させられただけな気がしたので、他人のレビューや解説を見ていると、カナの人間性や思考に納得いく描写が作中にいくつもあることがわかった。しかし、私が抱くこの映画の評価を超えてくるようなものは見当たらず、見返してもそういう気持ちにはなれなかったので、♥1である。
映画.comのレビューを見ていると、感じ取れる人とそうでない人で評価が大きく異なるようであるから見る際は注意すべき。
原作が湊かなえだけあって見ごたえのある映画だった.しかしシュウヤが母親に対していだいている感情はどうも理解しがたい.毒親に育てられるとひねた性格になってしまうのだろうか。個人的には犯人Aが抱く葛藤よりも劣等生の犯人Bが抱く葛藤の方がリアルで面白く感じた.
これは全く別のことだが、橋本愛の他人を見透かしている役がとてもハマっているように感じる。何を考えているか分からない表情が素晴らしい。最近はまともな役が多すぎる気がするので、静かなサイコパスをやってほしい。
【殿堂入り】
最高に良かったなぁ、、、
今まではリズムのある映画が好きだったけど、こういうゆっくりとした静かな映画もいいかもと思えた。
ちなみに、本作を真似して玄関でスマホを充電するようになった。
ゴッホとピカソに向けた歌ネタ?で一世を風靡した孤高のピン芸人永野がパーソナリティを務めるPodcast.
一発屋かと思われた彼だが,圧倒的な毒舌で芸能界に返り咲き,あらゆる方面に毒づく姿が最高.
2025年から始まった番組なのでエピソードも多くなく,初回から聞きなおすことも可能.
1本20分程度なのもよい.
田中みな実がゲストに来た回は神回である.
リアル鬼ごっこを書いた山田悠介が原作をしているということで見た.
ストーリーは面白かったのだが,俳優陣の演技が微妙で,どうしても見入ることができなかった.
私が疎いだけか分からないが,知っている俳優が1人もいない.ここまで演技が作品に影響を与えるとは.
いい俳優陣でリメイクしたらそこそこ面白いと思うんだけどなー...
【殿堂入り】
神作.それ以上でもそれ以下でもない.
ストーリーが難解でどうしても理解できない部分がいくつかありますが,映像がきれいで世界観に引き込まれる人は多いのではないでしょうか?
ほどほどに面白かった.ストーリーに関しては至る所で書かれているので割愛.
絵がバカうまい.
キャラの顔が昔風なのでクラシックな印象を受けるが,表情以外があまりにも緻密に絵が描ていて恐ろしく芸術点が高い.
ただ,コマとコマの切り替わりが急な部分がちょくちょくあるので,最近の漫画に読み慣れていたら読みにくいかも.