ナミビアの砂漠(映画)
【読み】 なみびあのさばく
ナミビアの砂漠(映画)【 なみびあのさばく】
世の中も、人生も全部つまらない。やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている、21歳のカナ。
優しいけど退屈なホンダから自信家で刺激的なハヤシに乗り換えて、新しい生活を始めてみたが、次第にカナは自分自身に追い詰められていく。もがき、ぶつかり、彼女は自分の居場所を見つけることができるのだろうか・・・?

(公式サイトより)

みんなの感想

なにかと話題作のようなので見ることにした。

何となく気に食わないことがあったら幼稚な抵抗をしてしまいたくなるカナっぽさは、誰にでもあると思う。その表現はこの映画を通してよく出来ていて、すごいと感じるが、いい大人が幼稚な抵抗を見せる姿は見ていて不快だ。従って、その点は私には合わなかった。これが前半だけでなく後半も続くので非常に苦痛であり、二度と見るものかと感じた。

映画を見終わって、結局ワガママなアダルトチルドレンをずーっと見させられただけな気がしたので、他人のレビューや解説を見ていると、カナの人間性や思考に納得いく描写が作中にいくつもあることがわかった。しかし、私が抱くこの映画の評価を超えてくるようなものは見当たらず、見返してもそういう気持ちにはなれなかったので、♥1である。

映画.comのレビューを見ていると、感じ取れる人とそうでない人で評価が大きく異なるようであるから見る際は注意すべき。