きみと、波にのれたら(映画)
【読み】 きみとなみにのれたら
きみと、波にのれたら(映画)【 きみとなみにのれたら】

あらすじ

大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。

ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港(みなと)と出会い、二人は恋に落ちる。お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は海の事故で命を落としてしまう。

大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。死んだはずの港と再び会えたことを喜ぶひな子だが…。
奇跡がもたらした二人の恋の行方は?そして、港が再び姿を見せた本当の目的とは?

監督 湯浅政明
脚本 吉田玲子

制作

岡安由夏
Eunyoung Choi

制作総指揮 種田義彦

出演者

片寄涼太
川栄李奈
松本穂香
伊藤健太郎

音楽 大島ミチル

主題歌

GENERATIONS from EXILE TRIBE
Brand New Story

撮影 福士享
編集 廣瀬清志
制作会社 サイエンスSARU
「きみと、波にのれたら」製作委員会
配給 東宝
公開 2019年6月21日
上映時間 96分
制作国日本の旗 日本
みんなの感想

映画版クレしん的「動く絵」としてのアニメ好きな方にオススメ。

Flashを主に使った制作会社サイエンスSARUによる。水や身体の造形に爽快感あり、動きの表現に目が惹かれる。人の等身も長いが、首がすごく長い。『夜明け告げるルーのうた』『DEVILMAN crybaby』『映像研には手を出すな!』の湯浅政明監督オリジナル作品。

人気歌手の男女がダブル主演で、王道的ちょい古ダサ爽やか主題歌がこれでもかと使われ、若くて精気の満ちたカップルの生々しい世界観に肌を撫ぜられる心地になるのが見所の一つだと感じた。

ストーリー自体は、予告編や公式サイトにほぼ提示されているので、筋を追って鑑賞するというよりは、描かれ方を楽しむ感じ。売りは恋愛モノのだが「とにかくおもろいアニメを作りたいんじゃあ!」という意気込みを受け取りました!