大体の映画といえばほぼ必ずしもどこかで中だるみすることがあるのですが、この映画は退屈してしまう時間が全く無く、三時間があっという間に感じてしまいました。王道のストーリー(悪く言えばよくある展開)とはいえ登場人物の生い立ちや心の内が細かく描写されているのでついつい感情移入してしまいます。

あまり細かい矛盾は気にしたら負け。インドとイギリスの関係について鑑賞前にほんのりとでも学習しておくとより楽しめること間違いないでしょう。また東洋経済のこちらの記事「人気映画「RRR」で描かれた激動のインド近現代史」がとても興味深く面白かったです。こちらは鑑賞後に見ることをおすすめします。

諜報機関と秘密組織を掛け持ち、なおかつ頭脳も肉弾戦も超一流の主人公、レイチェルストーン。全知全能に近いツール「ハート」を巡り、悪の組織と戦うといった内容。主演はワイスピシリーズやワンダーウーマンでおなじみのガル・ガドット。戦闘シーンはさすが元イスラエル軍。とってもかっこよく、なおかつ見とれてしまうほど美しい。仲間がやられてしまうところまではすごく良かったが、その後の展開がちょっと微妙かな…でも終盤に出てくるアイスランドのトラックのうんちゃんがお茶目で優しくて結構好き。

やもめ(パートナーを亡くした)おじいちゃんと超絶波に乗っているファッションサイトの社長。

二人の言動を見ていて心がすごく暖かくなったし将来ベンのような老後を過ごしたいと思った。

賛否両論あるかもしれないがベンがマッサージ師の女性にマッサージを施されているときがなんだかんだでベンも一人の人間であり男性なんだなあと少し微笑んでしまった。

ジュールズ演じるアンハサウェイがすっぴんでぐちゃぐちゃに泣きながら「お墓に一人で入るのは嫌だ!もうどうしたらいいかわからない」と言っているシーンが凄く演技力高い(もしかしてアドリブなんじゃないかと錯覚してしまうほど)良かった。本当に何回でも見たい映画。

授業の板書にノートではなくパソコンを使用したり、拳銃ナチュラルに持ってたり色々突っ込みどころが多いが、ハンのRX-7やS15等の日本車、渋谷でのカーチェイス、峠での最終決戦は見ごたえがあって大変面白い。ヤクザの組長役を務める千葉真一も結構いい声いい演技をしていて良きです。その他の日本人俳優もたくさん出ているので視聴しながら「あ、これはあの有名な…!」と驚くこと間違いなし。

ただしこの映画を純粋に楽しみたいならマジで吹き替えで視聴したほうがいい。字幕で見ると非常に稚拙なカタコト日本語がどうしても気になってしょうがない。タカシはギリギリ聞き取れるがモリモトお前はだめだ

注意

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変わっていく周りに対して自分の殻を割ることができずどんどん腐っていくベス。それでも親身になってサポートしようとするもアル中薬中の成れの果てになってしまったベスにやがては呆れてしまい去っていく殆どの人達。「いやこれ救いようないだろどうすんだ」ってかなり不安になりましたが旧知の仲であるジョリーンの再登場によって状況が好転していき、離れていった仲間たちもベスをサポートするために集結。依存していた薬やアルコールを断ち切り最後はチェス界最強と言われるボルゴフを倒すのはものすごく熱かったです。

ぶっきらぼうなシャイベルさんがベスとの写真や手紙、ベスのことが書かれた記事や棋譜をずらりと板に貼ってあったところで涙腺が緩んでしまいました。

飛行機に乗りNYに向かっている途中に母国クラコウジアが戦争になり国の政府が消滅したため、主人公のパスポートは無効、ビザも取り消され、更には難民申請なども出来ず、入国することも帰国することもできなくなってしまった主人公が空港内で暮らし始める物語。

涙も恋愛もあり、笑いもありの心が暖かくなる映画でした。ターミナル内で仲良くなった清掃員たちのキャラがめっちゃ好き。

たった12分の短編アニメ映画なのに展開がほぼずっとしんどくて辛くて終始泣いてました。

セリフなどは一切なく淡々と鑑賞できます。

2021年アカデミー賞短編アニメ部門を受賞した作品です。

自閉症スペクトラム障害を持つウ・ヨンウが仕事や私生活に立ちはだかる壁と向き合いながら生きていく物語。あまりに面白すぎて初めて2周も観た社会派ドラマ。

差別や裁判の難しさ、韓国の社会問題など考えさせられる面がたくさんある。恋愛ももちろんするがそういうシーンは少ないので恋愛もの苦手な人でも楽しめる。大体一話完結なのでサクッと観れるのもいい。ソウルの街並みがびっくりするほど綺麗で、ハングル文字がなければ日本と勘違いするレベル。個人的には9話が一番面白くて大好き。

1990年公開のシュワちゃん主演の映画。

2080年代の未来が舞台だが、モニターがブラウン管だったり車がなんだかちっちゃかったりで「いや未来の世界はそうはならんやろ!」ってツッコミが出る、がそれがまた面白い。

ミュータントやおっぺえが3つもある女も出てきて色々カオス。グロ耐性あるなら一度観て損はしないと思う。

またこれは夢か現実か?深く考えさせられる点でもなかなか興味深い映画。

娘が生まれたあとすぐに妻を亡くした男性が一人で娘を育てる物語。

子供だけでなく主人公の男性も一人の父親として成長していくので観ていて心が温まった。

「お前には無理だ」といいつつなんだかんだでサポートしてくれる周囲の登場人物も良い。

なんともう20年ほど前の作品になる1作目パイレーツ・オブ・カリビアン。さすが名作と呼ばれるだけあってとってもワクワクしながら楽しむことができました。

一枚のメダルによって海賊や総督の娘や鍛冶職人の運命が大きく変わるという内容です。

戦いや略奪のシーンが結構ありますが、めちゃんこ重要なシーン以外で流血することがほぼないので子供と安心して鑑賞することができます。

たまたま映画紹介のツイートが流れてきたので視聴。薬物中毒の路上ギター弾きが猫と出会い人生を大きく変えていくもの。

実話を元にした作品で、猫本人(本猫…?)が映画に出演しています。猫視点での映像やリアルなゴロゴロ音は猫好き必見。ラストも感動して少し泣いてしまうほど良い作品でした。ちなみに猫は死なないので安心してほしいです。

ハチに親でも○されたのかってくらいハチ退治に命をかけるハウスシッターの話。1話大体10分×全9話なのだが、展開が観ててハラハラしてしまうので1話30分に感じるレベル。

犬が結構ひどい目に合うので犬好きは覚悟して観た方がいい。最後の意外な展開がなければこの作品にバッドボタンを押していたと思う……。

簡単に説明するとクリスマスイブにおばあさんが子どもたちに「お父さんの行方を追って厳しい北の大地を抜けエルフの村まで向かう少年」の話をするというもの。

主人公が絵画から飛び出たんか貴様???ってくらい美形ですが、それだけではなく、広大な雪の土地の映像やエルフの村、トナカイと空を飛ぶシーンなどどれを切り取っても美しすぎるファンタジー映画です。

おとぎ話要素が強いので子供向けではあるのですが大人でも十分楽しめました。またクリスマスシーズンにもう一度観たい。

ドウェイン・ジョンソンが出てるので見た

現実世界ではオタクとスポーツバカと生真面目喪女と陽キャ女子がうっかりゲームの世界に入り込み、それぞれが冒険家とバックパッカー兼動物学者と格闘家とグラマラス(意味深)な古生物学者になってしまいます。目的としては4人が力を合わせてゲームクリア(脱出)を目指す、というものです。ひねった展開があるわけではないがゲームを常日頃から色々プレイしてる方にはフフッとなる設定が多いです(スキル、弱点、ライフ、同じことしか喋らんNPC、どこにでも湧く敵モブ、物語がうまく進むと流れるBGM等)

最後のあの展開はゲームしてる人なら「絶対やるよね!!」と納得する…が、他レビューを見ているとあの展開(行為)はチートだろ!と突っ込んでる人もいてゲームしない人から見たらそういう考えにもなるのかと勉強になりました。ジュマンジシリーズはこれしかみていないというのもありますが個人的には観ててとっても面白かったです。

キスシーンがどの映画よりもロマンティックで素晴らしいのでぜひ一度見てください

注意

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ドウェインジョンソンがいるという非常に短絡的な理由で鑑賞

筋肉オタク(筋肉オタク)と筋肉オタク(インポ)と筋肉オタク(ヤク中クリスチャン)の三人がジムに通う裕福なおじいちゃんを誘拐し金を巻き上げ豪遊するけどなんやかんやでやらかして捕まる話。

ナゾのコスプレ(忍者、エイリアン等の格好)で誘拐しようと試みることも、遺体をバラバラにしたあとBBQコンロを用いて外で焼いてるのもまじで実話に基づいているらしい(Sun Gym gang)。

R-15なのでおなかやナニに注射やらポロリもろ出しやらでっけえおもちゃ(意味深)やら色々あるよ。

感想?ばかだなあ………しか出てこないよ。ほんと。

ドウェインジョンソンがいる!という非常に短絡的な理由だけで観ました。

1を観ていないので比較はできないのですがまあまあ面白かったです。

よくある展開の話(愛、冒険、勇気)って感じの内容です。トラブルも割りとすぐ解決しちゃうので

「このピンチをどう切り抜けるのか?」「最後はどうなってしまうんだ?」をじっくり考えたい方には不向きかも。

逆に言えば某ワイスピ同様頭空っぽにしてても楽しく観れます。ていうか空っぽのほうが絶対楽しく観れます。間違いなく。

パリに行って成功する「前の」シャネルをメインに描いた映画。

前情報なしに見ると恋愛的な側面が本当に多く、

なぜNO.5やリトルブラックドレスなどの革新的なアイテムが生まれたのかについては語られないため、

そのあたりについては結構がっかりする。(調べなかった自分が全面的に悪いが


しかしながら周りの女性たちがまだコルセットやドデカイ帽子を被っている中で

シャネルの作成した服はシンプル………素朴だけれども動きやすくて斬新で、

作中の中ではとても良い意味で浮いて見える。

洋服を作るシーンは本当に少なかったものの、その姿や服や帽子が作られていく空間そのものが芸術作品のように綺麗。


個人的にはがっかり感のほうが強かったけれど良かったシーンも点在していたので

観るか悩んでいるのなら一度だけ目を通してみても良いんじゃないかなと思います。