小さい頃、読書の習慣が付くきっかけになった書籍。
お昼休みにドッヂボールに誘ってくれる友達をスルーしながら無理やり読んでた記憶。
担任の先生に言われて誘ってんだろうな、余計な気を遣わしちゃってるな、と思いながらもそれを無視しててのめりこんでた。
全12巻の分厚い本を読み切る頃には、活字への抵抗感がなくなっていた気がする。
家にとりあえず1巻だけ置いておけば、皆さんのお子様もいつの間にか「趣味:読書」になっているかもしれません
と、思い出話を締めくくってみる。
番外編で描かれている作者の依存話が一番ツボだった。
どれが本音で、どれが建て前なのか。程よく考える余地が残されているので、見終わった後も楽しめる。
映像が綺麗な分、ヤツの存在感がより際立つ。
(ちなみに、普通にグロいです)
駅のホームで、強めの風に吹かれているときに、脳内再生される。
物事のスケールが大きい世界観の中でちっぽけな人間なりに、等身大で向き合ってる感。
好き。泣いた。最高。