パズルゲームです。ぼくはこれを「変態倉庫番」と呼んでおります。セール時には1,000円ぐらいで買うことができます。ビジュアルの割には値が張るように感じる人がいるかも知れませんが、えげつないほど難しく、もしかすると1年ぐらい遊べてしまうかも知れないため、コストパフォーマンスには優れていると思います。他の方も書いておられましたが「選択肢が多すぎて悩む」というよりも「やれることは限られているように思えるのに解法が分からない」となる場合の方が多くあるように思います。何万とある手の中から一つの答えを導き出すことを求めるような難しさはプレイヤーに「こんなもん解けるわけがねえ」と思わせますが、限られた選択肢の組み合わせによって構築された難しさは逆にプレイヤーを挑発します。「こんなもん解けるわけがねえ」ではなく「なぜこれが分からないんだ? ぼくはトンでもないアホなのではないか?」と自分を疑わせたり、悲しい気持ちにさせたりしてくれるわけです。これは出来の良いパズルの特徴と言えるかも知れません。一つのステージを解くのに丸一日を要することもありました(一日で済めばまだ良い方かも知れません)。解けないまま就寝の時間を迎えて横になってからも頭の中で解き続けたこともありました。「解けた!」と思って飛び起きてゲームを起動したけれども解けなかったこともありました。あたまがおかしくなりました。