真面目に観ると損をする。脚本と演出の敗北だと思う。ディストピアクイズ番組という特殊ジャンルには国民クイズ(1993年の漫画)という金字塔が存在している。国民クイズの登場から四半世紀を超える歳月にわたりその紛い物のような映像作品が作られてきたが、この映画もそいつらと同じように挑戦して同じようにしくじっている。ていうか、そもそもだけどさあ、原作のテイストを変えてまでやることじゃねえだろ堤幸彦よ。ところで、今年は「国民クイズ風の何か」ではなく国民クイズそのものがNetflixで実写化されるらしい。不安だね。