お話は腐るほどあるデスゲームの王道なんだけど、日本のデスゲームにありがちな頭脳戦の要素を排除することでアホでも競えるようになってる。やさしい。今やこのジャンルの古典となっているバトルロワイアルに寄っているとも言える。僕が良いなと思ったのは、小汚いものが、ちゃんと小汚いところ。小汚い部屋は、ちゃんと小汚いし、小汚い人も、ちゃんと小汚い。そうしたディテイルの説得力って侮れないと思うんだよな。