『ジョジョ』から派生したスピンオフ漫画『岸辺露伴は動かない』。
原作の第4部より登場したキャラクター・岸辺露伴が、
未知なる怪異や謎に遭遇するストーリーを描いた短編集である。
ドラマではシリーズ内に収録されている短編がそれぞれ放送される。
土地の所有者になるには奇妙な試験をクリアしなければいけない『富豪村』(コミックス『岸辺露伴は動かない』収録)。
ネットやどんな辞書にも載っていない謎の使用禁止用語にまつわる騒動『くしゃがら』(短編小説集『岸辺露伴は叫ばない』収録)。
交通事故で記憶を失った男性や、逆さまの言葉を喋る謎の少女に絡んだ『D・N・A』(コミックス『岸辺露伴は動かない』第2巻収録)。
3本ともに、脚本はアニメ『ジョジョ』シリーズを手掛けた小林靖子氏が担当する。
適応能力が問われる作品です。高橋一生が岸辺露伴のイメージに合ってるのか合ってないのか最初はいまいち分からないんですが、眺めているうちに慣れました。高橋一生のオーバーアクトも最初は気に障るんですが、それも眺めているうちに慣れました。ここまで慣れると面白いと思えるのですが、慣れない人にはしんどいかも知れません。スタンドを画面に出さないというのは英断ですね。そのおかげで荒唐無稽さが抑えられているように思います。原作を知らない人でも一話完結型のオカルト小咄として楽しめるかと。
原作は読んでいて、”世にも奇妙な物語”的な内容も好きなので一応視聴してみた。
1話ずつの重点的なエピソードとは別に展開するサブストーリーも
全3話を通して丸く収まる、といった構成。
正直、あんな荒木飛呂彦ワールド全開のキャラを演じきれるのか?とも
思って見ていたけど、次第に慣れ、違和感がなかった。
単発・不定期でもいいのでこれからも見てみたい作品。