1600年代、明朝末期の中国を舞台にしたビジュアルノベル。
選択肢もあり、マルチエンディング。
フルボイスの読み上げを飛ばさずに、全エンディングを回収して13時間程度。
人々が飢饉に苦しむ乱世の中にある、一人の盗賊と、身寄りのない少女を中心に展開される物語を描く。
重く苦しく凄惨なストーリーだが、とても面白く、どんどんと先を読み進めてしまう内容だった。
全編を通して無駄がなく、非常に完成度が高いストーリー。
最初のほう、いろいろなことに違和感を覚えるが、それも含めて最後は大体のことが腹落ちし、読了感もとても良かった。