アバウト・タイム ~愛おしい時間について~(映画)
【読み】 あばうとたいむ
アバウト・タイム ~愛おしい時間について~(映画)【 あばうとたいむ】

監督のリチャード・カーティスにとって本作が『ラブ・アクチュアリー』(2003年)『パイレーツ・ロック』(2009年)に続く長編3作目となり、この作品を最後に監督を引退すると本人が表明している

みんなの感想

タイムトラベル物といえば私は過去にまどマギ、シュタゲを見てきたけど

この映画のタイムトラベルは電話レンジ(仮)や魔法の道具を使うわけではなく、ただ狭くて暗いところにいって両手をドラえもんにするだけというとってもシンプルなもの。

この手の話にありがちな胸糞展開とかはなく、また物語後半になるにつれて能力が衰えることもなく。また主人公が無茶な能力の使い方をすることもなく・・・タイムスリップするくらいには丁寧に毎日を生きていたいけど、現実はなかなか難しいよね。

タイムトラベルの能力を持つ家系に生まれた青年が意中の女性との関係を進展させようと奮闘する中で、
愛や幸せの本当の意味に気付くヒューマンコメディー。

最初はありがちなタイムトラベルのSF恋愛映画かなぁ・・・なんて思って
ちょっと失敗したかなと思ったらトコロガドッコイ
恋愛だけではなく、僕が一番刺さったのが「親子愛」でした

父から息子へ、毎日を幸せに暮らすにはどうしたらいいのか
タイムトラベラーがゆえの苦悩や決断
一日一日がこんなにも素晴らしくできることを教えてもらいました
泣きながら笑ったのは久しぶりです