WOOD JOB!~神去なあの日常~(映画)
【読み】 うっどじょぶ
WOOD JOB!~神去なあの日常~(映画)【 うっどじょぶ】

高校卒業後の進路を決めていなかった平野勇気は、卒業式終了後に担任から就職先を決めておいたと言われ、母親からは恥ずかしいポエムを暴露すると半ば脅される形で家を追い出され、どんな仕事をさせられるのかも分からないまま、三重県の神去村へとやってくる。

列車を乗り継いで着いた先は、見渡す限り山が続く、ケータイの電波も届かない田舎。勇気が就職することになったのは、中村林業株式会社。山仕事に関しては天才的な才能を持つ飯田ヨキの家に居候しながら、ベテラン社員に付いて現場に出た勇気を待っていたのは、広大な山の手入れ。過酷な山仕事に何度も逃げ出そうと試みるもあえなく失敗、ヒルダニとの戦い、花粉症発症など、辛いことはたくさんあれど、それらを凌駕する雄大な自然に勇気は次第に魅了されていく。さらに勇気は、神去小学校の美人教師・直紀に高望みの恋心を抱き、玉砕しても諦めずに想い続ける。そして、神去村で48年に一度行われる神事オオヤマヅミに、勇気も参加することになる。

みんなの感想

林業もそうですが、今でも田舎はこんな感じなんだろうか?と考えさせられる作品でした。

「ウォーターボーイズ」で知られる矢口史靖監督の「林業」の話。
個人的には矢口史靖監督の作品の中で一番好きな作品。

伊藤英明さんが演じる山男がなかなか痺れる。
ワンショットのシーンで、
遠く離れた所から一目散にかけて行き、
トラックに飛び乗るシーンは「おお、すげぇ」ってなりました笑

個人的に、「海猿」「テラフォーマーズ」のお芝居は飽き飽きしていたので、
手鼻で鼻をかむ野暮ったさが好印象でした。

インターネットやSNSが溢れた今現在に、
必要な映画なんじゃないかなぁと思いました。(実際は体験しなくていいと言う意味で)

映画「キツツキと雨」に似た、
幸福感を得られる作品です。