冷たい熱帯魚(映画)
【読み】 つめたいねったいぎょ
冷たい熱帯魚(映画)【 つめたいねったいぎょ】

2010年の日本映画。園子温監督、脚本によるホラーで、1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースとした物語

みんなの感想

サイコパス系の映画が好きな友達に無理矢理見せられましたが、意外と面白かったです。

この内容でしっかりエンターテイメント作品になってて偉い。でんでんの狂気の演技が最高です。

でんでん無双映画。

人間バラバラ肉片パラダイスやら

おっぱいぶるんぶるんNTRセクロスやらを

でんでんがひたすら無双する。

最後はお魚ちゃんでボディを透明に!

痛快ギャグ。

園子温監督作品がおおむね好きです。

多くの作品がいつもセンセーショナルなテイストですが、本作は特に、セックス・カネ・バイオレンスをババーン!ごるぁ!と描いています。(R18指定)

テーマの象徴を高級熱帯魚=趣味の世界としているのが私には新鮮&納得でした。

園節でもある特徴的なイメージがいくつも畳み掛けて登場し記憶に焼き付けられます。

そして鑑賞した人は大体そうだと思いますが、でんでん氏演じる"超絶強引おじさん"村田のスゴイ人物像が脳に刻み込まれ、忘れません。スゴイ。

1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件が基になった邦画です。いわゆる「胸糞」「鬱」と言われる後味の悪い映画が好き(自己紹介)で、そういう映画なのですが、今まで見た映画の中で最も観たことを後悔した映画です。でも観て良かったと思います。でもこの映画が好きな人とは距離を置きたいです。