国宝(映画)
【読み】 こくほう
国宝(映画)【 こくほう】

李相日監督が「悪人」「怒り」に続いて吉田修一の小説を映画化。任侠の家に生まれながら、歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の激動の人生を描いた人間ドラマ。

みんなの感想

注意

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3時間もある映画ですがダレずに完走できました。つまり「面白かった」と言えるわけですが、気になる点もありました。僕が感じた最たる問題点は万菊あるいは万菊を演じる田中泯が化け物すぎることです。本来は喜久雄が万菊と同等あるいは万菊を上回る化け物にならなければお話が閉じないと思うのですが、田中泯が化け物すぎるがあまり喜久雄が普通の人に見えました。また、いわゆる「悪魔との契約」についても、妻子を捨てて若い娘をヤリ捨てる程度では代償が足りないと思います。それぐらいことをする男なんて世の中には五万とおりますからね。曾根崎心中の最中に縁の下から俊ぼんの足首に噛みついて御曹司の血をゴクゴク飲むぐらいのことをしなければ万菊さんに勝てないと思います。

3時間くらいある映画ですが、それでも途中で「ちょっと端折ったな」と感じる部分がありました。それでも主演の吉沢亮が良かったので最後まで見ごたえがありました。