オズの国に隠された真実を知り、それぞれの道を歩むことになったエルファバとグリンダ。“悪い魔女”として悪名を着せられ民衆の敵となったエルファバは、言葉を奪われた動物たちの自由のために戦い続けていた。一方“善い魔女”となったグリンダは、希望の象徴として名声と人気を手にするも、その心にはエルファバとの決別が深い影を落としていた。和解を試みるもその願いは届かず、 ふたりの溝はさらに深まっていく。さらに、突如現れた“カンザスから来た少女”によって、オズの国の運命も大きく動き出す。世界に暗雲が立ち込める中、ふたりの魔女はもう一度、かけがえのないかつての友と向き合わなければならない。自分自身と、世界そのものを―――永遠に変えるために。
オズの魔法使いの二次創作という位置づけとはいえ、あまりの完成度に正式な前日譚では?と見間違うほど。
どのキャラクターも等しく善も悪も兼ね備えている。結末は本当に手を叩いてめでたしめでたし、とまでは行かないけど、個人的には納得のできる内容。ジュディ・ガーランドへのリスペクトからか、ドロシーの顔だけは最後まで出ることなく終わった。ドロシーの顔が別の役者に変わったら確かに忌避感と言うか拒絶の感情がフツフツと湧き上がってしまうので、徹底的にいい感じに隠していたのは大正解では。
思ったんだけど結局この世界で魔法が使えるキャラってエルファバとモリブルぐらいだよね?