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元々怖くないホラー映画という前情報を聞いていたため他の人が感じているような怖くないことへの不満は特にはなし。

逆にポスターどころか予告編すらも見てなかったため、ジャンルと主人公が変わる展開は全く予測していなかったのでめちゃくちゃ楽しかったですね。

終盤、日本全国から異なる宗教の霊媒師やら神主やら現役JK巫女やらが一堂に会して敵と戦う除霊シーンは完全にバトル漫画のクライマックス。

日本のホラー映画において霊媒師というポジションのキャラクターが活躍するのはかなり珍しいかも。

ラストのとあるシーンはよく分からなかったけどそれ以外は最高でした。

エイリアンが侵略してくる映画だけど日本でド派手なシーンは撮れないのでじわじわとめっちゃ回りくどい方法で攻めてくるエイリアン達の設定が面白い。

説明不足な部分やオチで少しモヤモヤが残る。

人間とエイリアンのバディパート、人間とエイリアンの恋愛パートがあり、バディパートの方はめちゃくちゃ面白い。

終盤の演説シーンは最高。

2004年に実際に起きた、とある大学での強盗事件の描いた作品。

予告編がオシャレ。

監督が「これは実話に基づいた映画じゃなくて実話だ」と言い切るちょっと変わった実話系映画。

その理由は本編である事件の再現ドラマとは別に実際の犯人達が最初から最後までインタビュー形式で登場して、監督の「あの時お前どういう気持ちで強盗したの?」的な質問に苦い顔しながら答えてるから。

特別な人間にならなきゃいけないといったような高校生〜大学生あたりに刺さりそうな悩みとそれに対するこの映画の答えがすごく好みでした。

強盗映画で有名なレザボアドッグスやスナッチをお手本に強盗の計画を立てるシーンはおバカすぎて最高。