テキトーに感じたことを書いていきまうす。

登場人物たちのモノローグが多くて説明的なのがいまいちハマらなかった。バトルシーンはわかりづらいシーンもあったけどここ一番の見せ場とかは上手いと思った。後半は表情もこだわってたと思うので結構好きな絵です。

漫画普段読まない層にもかなり広まってたので読んでみたんですけど、ここまで人気が出てなかったら一巻で切ってたかもしれないです。個人的に柱が出てきたあたりからちょっと面白いかもと思ったので、アニメで人気が出たっぽいのが不思議でした。作画はすごかったですけど。

一番良いと思ったのは終盤でラスボスに向かって主人公サイドが全員で総攻撃するところです。クライマックスって感じでワクワクしました。

原作ラストには特に何も感じませんでした。

登場人物の行動とかに全く共感できなかったし、ストーリーも家庭問題とか恋愛、異世界的なことまで詰め込みすぎて終始ツッコミどころ満載でした。主人公の秘密を思春期の少年があっさり受け入れちゃったのが一番違和感すぎました。ただ、エンディングのヨルシカがすごく良いので見終わった後の気分はそんなに悪くないです。

あと花江夏樹さんがかっこいい系のキャラを演じる時の声が個人的にすごい苦手なので集中しづらかったです。ギャグキャラを演じてるときは好きなんですけど。。。

1人の人間が変化していく過程が良い、一本の映画ではここまで出来ない。ストーリーに直接関係しないような描写でも、その後のキャラの選択の理由になるような性格を表してたりすると思う。


各登場人物がストーリーの都合に合わせて行動するのではなくそれぞれの心情や過去、性格とかによって自分の意思で行動している感じが、脚本とかスゴイ練られてるんだろうなって思った。

ストーリー重視の人でももちろん楽しめるような予想外の展開が続くのでどんな人にも本気でお勧めできると思う。カメラワークとか編集もシーズン進むごとにどんどん洗練されてくるので注目してみるといいかもです。