シーンの99%が狭い会議室で進む話。あえてそうしたのだろうけど、その利点をフルに使った話の構成は見事。

陪審員の気持ちや都合、それぞれの過去や思考法をこれだけの時間でしっかり描ききっている。

オチはなんとなくわかってしまうが、

セスローガンとジェームスフランコの映画らしく、

過程のやりとりが面白い。

しょーもない指輪物語の語りなどなど

悪い所はないけど、下品さとか酷さを期待していると割とまともな作品じゃんって結論になる。

内容の絶望加減、そしてそれと相反するような、引き立てるような映像美が面白かった。