今年のベスト1位かもしれません。
四六時中泣いた映画はいつ以来だろうか。
あらすじ
2012年製作のアメリカ映画。
ブルックリンのショーパブで働くゲイのルディは、
障がいを持ち育児放棄された少年マルコと出会う。
ルディは心優しくユーモアにあふれるマルコに惹かれていき、
ゲイのパートナーであるポールとともにマルコを育てることを決めるが…。
初っ端からゲイバーでショーを踊る所から始まるのだが、
僕が思ったのは…
「男…だよな?」だった笑
いや、よく見ればおじさんなのだが、
男特有のエラの骨格を見るまではたしてどっちなのかわからなかった。
お芝居の上手さだけでも、
「この映画は見る価値がありそうだ」と思った。
なんて言うんでしょうね。
男性から母性を感じたのは初めてかもしれません。
あと本作でかかせないのが、
ダウン症の子供だ。
この方も素敵だった。
とびきりの笑顔に何度涙を誘われたことか。
ゲイや知的障害など「差別」がキーワードになってくると思うが、本当に考えさせられました。
自分も知らないうちに差別をしてしまっていたのだろうか。
どこか先入観があったんじゃないか。
もっと知りたくてググってみると、
なんと実話が元になっているという。
今は「ポリティカル・コレクトネス」などがあるので、
時代はちがうかもしれないけれど、
いろんな人を少しは理解できたんじゃないかなぁと。