ハウス・ジャック・ビルト(映画)
【読み】 はうすじゃっくびるど
ハウス・ジャック・ビルト(映画)【 はうすじゃっくびるど】
みんなの感想

中々サイコパスが新しい感じで良かった。邦題は、見ないと意味がわからないから損してる。5組の殺人のうち、どれもなかなかのサイコパスだが、家族(母親、息子二人)殺人描写は、この手の映画でも珍しいだろう。(残酷すぎるとして、映画館から退場した人がいたっていうのもうなずける)

ただ、いつも思うが地獄とかの描写のときに、映像的な色彩の使い方などが、聖書やキリスト教に精通していないから理解できないのが残念。最後の方にジャックが、とうとう捕まりそうになる描写があり、そこから、ちょっと急にファンタジーになる。おそらくこの辺から現実から離れるってことなんだろうけど、実際にある絵画からの描写や地獄の階層を降りていくことや、バージがキリスト教では誰なのかとか、キリスト教に精通してないと理解できない。(海外の解説を読まなければいけない。)

最後にマット・ディロンは、いい感じ年とっているが、ウマ・サーマンは、こんなちょい役でいいかい!?

サイコキラー!

主人公の殺人の過程を合計5人分、淡々と紹介していくオムニバス。

見終わって何だったんだろうこれってなる良作。