PFFスカラシップ作品『運命じゃない人』でカンヌ映画祭4冠に耀いた内田けんじの原点的映画。寂しい毎日を送るサラリーマン・山本がある朝目覚めると、前日の記憶がなかった……。失った1日を追いかける異色のドラマだ。
「カメラを止めるな!」と同じくらいだと思われる低予算の自主映画で、「アフタースクール」「鍵泥棒のメソッド」の内田けんじ監督作品です。友達に勧められた謎の薬を飲んだあと急に気を失い、気が付くと知らない場所にいてしかも昨日一日の記憶がない。という記憶をたどるミステリーモノ。個人的には他の内田けんじ作品より完成度が高いと思うのですが、チープすぎるのか評価が割れていて悲しい。