社会人なら誰しも感じる世の中への憤り、現実を見つめることの難しさが描かれていて短い話なので忙しい人こそ見てほしい。前半でアニメの話が終わり、主人公が努力で念願の転職を成し遂げるもいろんな理不尽を受けて、自分ひとりの努力ではどうにもならないことがあると悟ります。そこから気づく物が作品のテーマとなってます。アニメ版より哲学要素が強いです。各話最後2ページくらいでトンデモ論理思考でオチをつけますが、それを許せてしまう何かがあります。
スルーしていた作品だったのでいまさら。ガッツリ感情移入させるものでなくて読者と距離感がありますね。まあまあ楽しめました。