Kerbal Space Program(ゲーム)
【読み】 かーばるすぺーすぷろぐらむ
Kerbal Space Program(ゲーム)【 かーばるすぺーすぷろぐらむ】

概要

『Kerbal Space Program』(カーバル・スペース・プログラム)は、メキシコに拠点を置くゲームデベロッパーSquad英語版により開発された宇宙開発シミュレーションゲームである。WindowsMac OS XLinuxに対応しており、海外ではコンシューマーゲーム版(Playstation 4Xbox One)も販売されている。

2011年6月24日にSquadのKerbal Space Program Storeで発売が開始され、2013年3月20日にはSteamアーリーアクセスに登場した。公式リリースは2015年4月27である。Modを用いたゲームの改造や機能の追加に対応しており、開発元はMod作成者に向けた情報提供を行っている。また、NASAを含む宇宙開発機関や、宇宙産業関係者からも注目されている。

ゲームの内容

このゲームは、太陽系に似た惑星配列を持つところにある、Kerbolと呼ばれる架空の恒星の第三惑星に位置するKerbinという惑星拠点に、自分だけの宇宙船を作り、宇宙に飛び立つことを目的とする。飛び立った後は惑星着陸、惑星の調査調査を行った後、Kerbolへと帰還調査によって得られるサイエンスポイントと呼ばれる経験値を貯めていき、ロケットの強化と宇宙飛行を繰り返す。

また、飛行機や潜水艦と言った調査用の乗り物を作ることも可能。搭乗者となるkerbinの住人のパイロットたちも操作することができ、ロケットに搭乗させることもできる。

上記のとおりロケット製作から宇宙空間・惑星での移動の学習用教材として取り入れている国も存在する。

みんなの感想

「自分で宇宙船を組み立てて宇宙を飛び回るゲーム」というジャンルの中では宇宙一面白いゲームです。大気圏外に出るぐらいなら初心者でも簡単にできるでしょうが、「宇宙船を周回軌道に乗せる」だとか「周回軌道から無事に帰還する」だとか「月に行く」だとか「月の周回軌道に乗る」だとか「月に着陸する」だとか「月に着陸したうえでさらに無事に帰還する」だとか「月でスイングバイして火星を目指す」だとか「宇宙を漂う誰かを助ける」だとか「宇宙ステーション作っちゃうぞ」とかをやりだすと果てがありません。このゲームに慣れるとJAXAやNASAの中継で使われているような専門用語を理解できるようになるため、賢くなったかのような錯覚に陥ることもできます。💗をひとつ減らした理由は、推力重量比がクソ弱い代わりに比推力がバカでかいエンジンを小一時間吹かすのが退屈だからですが、そんなことをする必要に迫られる時点で既に数百時間は楽しめていると思います。