「久々に、派手なペテン仕掛けるぞ」 詐欺師から足を洗い、実演販売士として生きる道を選んだ武沢竹夫に、 訳ありの中学生・キョウからとんでもない依頼が。 母親が残酷な詐欺被害にあったのを境に、厳しい現実を生きることになったキョウ。 武沢は彼女を救うため、かつての仲間を再集結、大仕掛けを計画する。
「カラスの親指」の続編。映像化されていなかったので小説にて。前作は映画と原作で内容が変わっている部分があったため、補正しながら読む必要がありました。感想としては「良い所もあったけど悪い所もあった」。プロットは良いのにストーリー展開にいまひとつスピード感がない。主人公は阿部寛を当て書きしたかのようにイメージできましたが、ほかの登場人物は魅力なし。