名前(映画)
【読み】 なまえ
名前(映画)【 なまえ】

直木賞作家の道尾秀介原案、津田寛治と駒井蓮主演による人間ドラマ。

中村正男は経営していた会社が倒産し、茨城の地にやってきた。周囲にさまざまな偽名を使い、なんとか体裁を保ちながら自堕落な暮らしを送っていた。ある日、正男を「お父さん」と呼ぶ女子高生・葉山笑子が突然現れる。正男は笑子のペースに振り回されながらも、親子のような生活に平穏な時間を見出していく。しかし、笑子が正男のことを生き別れた父親だと思っていることに気づき、自分が消してきた過去について考え始めるが……。

正男役を津田が、笑子役を駒井が演じるほか、筒井真理子、勧修寺保都、松本穂香らが脇を固める。監督は「ねこにみかん」「狂い華」の戸田彬弘。

みんなの感想

名前を偽りながら生活しているうだつの上がらない中年のところに謎の女子高生が現れる話。「カラスの親指」の道尾秀介原作だったので期待したのですが、少し期待外れでした。ストーリーもキャストも地味で見終わっても凪だったなと。