『俺の家の話』(おれのいえのはなし)は、2021年1月22日から3月26日までTBSテレビ系「金曜ドラマ」で放送されていたテレビドラマ。
主演は長瀬智也。脚本は宮藤官九郎のオリジナルストーリー
長瀬智也と宮藤官九郎がTBS系のテレビドラマでタッグを組むのは2010年7月期の金曜ドラマ『うぬぼれ刑事』以来10年ぶりであり、
長瀬にとってはTOKIO及びジャニーズ事務所在籍時、最後の連続ドラマ主演作となった
後に能楽の人間国宝となる観山寿三郎を父に持つ観山寿一は、
いくら能の稽古に励んでも父から褒めてもらえない修業生活に嫌気がさし17歳で家出、
プロレス団体に入門しプロレスラー・ブリザード寿として一時代を築く成功を収めるが、
妻との離婚やケガによるレスラーとしての衰えなど様々な人生の壁に当たっていた。
ある日寿三郎が危篤になったと聞き実家の家族の元へ帰還し、
重篤な父を目の当たりにして悲観にくれる寿一であったが、
嫁いだ寿一の妹・長田舞、寿一の弟で弁護士の観山踊介は思いの外冷静であった。
以前にも倒れたことのある寿三郎の健康状態に対しては、
既に覚悟ができていると口にする。
ここへ来て初めて家族の現状を知った寿一は、
レスラーを引退して25年ぶりに実家に戻り宗家を継ぐ決心をする。