乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(書籍)
【読み】 おとめせんそう
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(書籍)【 おとめせんそう】

大西は自身のWebサイトにおいて『乙女戦争』と書いて「ディーヴチー・ヴァールカ」と読むが、
「おとめせんそう」と読んでもかまわないとしている。
タイトルの「乙女戦争」はチェコの古い伝説であり、
本作が「女の子が主人公となって積極的に戦う戦争」という意味を持たせるために付けられている。
戦争と少女という題材を扱っており、性暴力や性奴隷などの描写も多い。

フス戦争は、銃が実戦で組織的、かつ大量に集中運用された始めての戦争であり、
その戦場に立つ少女兵を描いている。
大西は西洋の処刑や拷問を描いた『ダンス・マカブル〜西洋暗黒小史』といった中世ヨーロッパの歴史物への造詣が深いが、
本作でも表紙に描かれる少女兵のかわいらしさからは、想像もつかない残酷な試練の連続が描かれている

みんなの感想

萌え系の絵柄ですが内容はエグイところまで突っ込んだフス戦争題材の漫画です。あまりキャラクターに魅力がなく物語も淡々と進むのですが、歴史ものとして情報量が多めで楽しめました。全12巻+外伝3巻