スタジオA24の作品は、変わっていて好きなのでよく見ています。この映画も面白かったです。アメリカの都会から田舎に移住してきた韓国人の家族の話です。ウオーキングデッド好きなら、父役の顔をみればよく知っている役者です。

父親は、前に住んでいたところで借金してしまい、このままでは家族を養えないということで、もともと農業をやりたいという夢があったので、それにかけてみる。母親は、それに懐疑的で安いトレーラーハウス住まいに辟易する。息子は心臓に病があり、娘は知恵がついてきているので、扱いが難しくなるころ。そんな家族に奥さん側の母親が助けに来てくれる。親がいない間子供の面倒をみたり。息子は最初はなんか臭いとオバァちゃんを毛嫌いする。おばあちゃんは、そんなこと気にせず積極的に関係を築こうと頑張る。慣れない土地に慣れない仕事、家族は分解寸前、うまく定住できるのだろうか。

この映画では、息子役がとにかく頑張る。甘えたい年頃だし、心臓に病があることを心配して、夜泣いてしまうなど。親が喧嘩しているのを感じて寂しそうにするところやおばあちゃんを毛嫌いするところなんかは、彼が大事な役を果たす。特におばあちゃんとの関係性の表現は素晴らしい演技だった。

よく分からなかったは、なぜ母親が、やっと農産物の買い手がついたり、息子の病気の症状が改善しているのに、なぜ別れようとするのかだ。終わり方は、多くを語らず意味深だが、ハッピーエンドなのか。