カナダ在住。CG屋さん。
史実に基づいた戦争物で、全方位敵から丸見えの前線基地をタリバン兵からいかにして米国軍が生き残ったかというお話。
ストーリーはあってないようなものなので、とにかくゲームやアトラクション感覚で戦場気分を体感するタイプの映画。
戦闘シーンはいわゆるPOV視点を中心に実際に戦場に放り込まれたような感覚を味わえる。前半部は多少ぬるく感じるが後半の戦闘シーンは
まさに戦火の真っ只中に放り込まれたような気分になり、画面に釘付けになる。爆炎、爆音、臨場感、仲間の精神崩壊等々リアルに描かれるので、
画面越しでなく実際に体験したのであればPTSD必須なのだろうなと感じた。
あくまで米国視点で描かれているが、戦争というものを考える上で『体感する』という点では非常に為になる映画だった。
前半部のスローな感じがあったので、少し評価は低め、でもつまらない映画では全然なかった。
女性がとにかくでてこない、ラスト頃2−3分一回出てきたぐらい。。。男だらけのハードボイルドな映画。
余談。。。
あと、オーランド・ブルームがめっちゃおっさんになってた。
そして、クリント・イーストウッドの息子がメチャメチャかっこよかった。