この本の主題は「時間が無いと言うのは、自分自身がつまらないことで時間を浪費しているからであって、本来、人生は偉大な成果を残すには十分な量の時間がある」というもので、本書ではこの主張が表現を変えて繰り返し書かれている。
2年くらい前ならこの本を読んで色々と感じるものがあっただろうが、大学に入ってから下宿し始めて1人で考える時間が増えた分、自分なりにこの本の主張に辿り着いたので、特に何も感じなかった。そらそうだろうと言う感じ。というか、ある分野において努力が必要な能力値の人が、そこそこ本気で取り組んでいると、普通は気づくと思う。
従って2年前なら評価は🩷5だろうが、今だと🩷2くらいになってしまう。
ちなみに、これは自己啓発本であって、高級な哲学本ではないと思う。読む人は自己啓発本を手に取る気持ちでいたほうがいい。読んだ人は決して難しい本を読んだ気でいないように。