ストーリー
トーマス・アンダーソンは、大手ソフトウェア会社のメタ・コーテックスに勤めるプログラマーである。しかし、トーマスにはあらゆるコンピュータ犯罪を起こす天才ハッカーネオという、もう1つの顔があった。平凡な日々を送っていたトーマスは、ここ最近、起きているのに夢を見ているような感覚に悩まされ「今生きているこの世界は、もしかしたら夢なのではないか」という、漠然とした違和感を抱いていたが、それを裏付ける確証も得られず毎日を過ごしていた。
ある日、トーマスはパソコンの画面に「起きろ、ネオ（Wake up, Neo.）」「マトリックスが見ている（The Matrix has you.）」「白ウサギについて行け（Follow the white rabbit.）」という謎のメッセージを受け取る。ほどなくしてトリニティと名乗る謎の女性と出会ったトーマスは、トリニティの仲間のモーフィアスを紹介され「あなたが生きているこの世界は、コンピュータによって作られた仮想現実だ」と告げられ、このまま仮想現実で生きるか、現実の世界で目覚めるかの選択を迫られる。
注意
ネタバレが含まれています！新作が公開されるらしいし、 Quoraの例の記事を読んで、もう一度見てみたいと思っていたので見た。
約10年ぶりにマトリックスを見たけど「リアル世界はディストピアだけどぬるま湯の仮想現実をぶっ飛ばして自由を手にするぜ！」みたいな思想ってあまり現代的ではなくて、レディプレーヤーワンみたいな「現実はゴミカスだけど仮想世界でハッピーになりたいし仮想世界を荒らすやつは許さないぜ！」っていうほうが現代人には伝わりやすいだろうなと思った。
っていうかレディプレーヤーワンの現実の悲惨さって解決したんだっけ？
あとマトリックスとは全然関係ないけど、上の記事を読むとドラえもんの主人公はドラえもんなのかのび太なのか問題にセワシという新しい選択肢が出てくる。
以前までは"誰の物語なのか"が主人公を決めるのであってタイトルが決めるわけではないと思ってたけど、そうなるとセワシが主人公。
しかし実際にドラえもんはセワシは主人公ではないしマトリックスはネオが主人公なので、やっぱり物語の主人公が誰なのかというのは「視聴者が主に誰に感情移入するのか」が決め手になりそう。