銃・病原菌・鉄(書籍)
【読み】 じゅうびょうげんきんてつ
銃・病原菌・鉄(書籍)【 じゅうびょうげんきんてつ】

要約よりも実際に読むのが重要という珍しい本。乏しい証拠から正解をいかに論理的に見つけるかを解説していて、考え方、論理思考を養えます。
世界を制覇したのはなぜアフリカ大陸や北米大陸の先住民ではなく白人なのか説明する本ですが、それ自体は20ページもないです。
タイトルの意味は先住民を虐殺したのは鉄による道具や銃ではなく、白人が持ち込んだ梅毒天然痘などの病原菌が圧倒的に多いというもので本質ではないです。そこで「なぜ病原菌で差が?」と思い考え続け・・・と体系的に思考をめぐらすには上下巻数百ページ必要となります。

みんなの感想

銃・病原菌・鉄。1万3000年にわたる人類史の謎。なぜ人類は五つの大陸で異なる発展をとげたのか。なぜ人類の文明の発達に世界各地で大きなむらが出来たか。そもそもなぜ欧米人は世界の主流を占め、そうなれたのか。その逆はなかったのか?そのような内容が上巻、下巻合わせて800ページで書いている。世の中に絶対に正しいことはない。なるほどなーと思える面白い本になってます。世界は意外とテキトーにできている。累計115万部を越える大ベストセラー。