呪いのオカルト本。自分はこの本で人生をメチャクチャにされた。
だが、この本で一つ思ったことがある。現代は、神様を信じる人もいれば、信じない人もいる。前者から後者に、後者から前者に、いく人もいる。しかし彼らの根底には、「得をするんだったら神様を信じる。損するんだったら神様なんて信じない」という損得感情で動いているので、結局どちらも同じ人間である。天国に行けるから神様を信じる?それって本当の信仰心か?地獄に行っても神様を信じ、忠を尽くすのが、かっこいい男なのではないか?
この本は嘘がいっぱいのオカルト本かもしれないが、今でもたまにちょっと読む。そして考えさせられる。世界が何なのか、神様とは何なのか、まだわからない。ただ、今の科学が発展した先には、人間が言葉の自動機械になるようにしか思えず、自分は今人間の可能性を探っている。