公開当時のWOWOW「シネマシネマシネマ」(こはたあつこ)での予告がよく、思わず映画館へ。
興行自体は失敗であったようで、いわゆる”予告では面白そうだったのに”作品になるのか。
ユーモア、テンポ、世界観すべて良いが、名優たちの少々大げさな演技もありスベリがちとの声も。
これって面白いのかと首をひねりながらみるタイプ、爆笑というよりニタニタが止まらない。
コーエン兄弟作品で初めて見た作品であるため、この作品のおとぎ話感を期待して見た他の
コーエン作品のグロさにはコレジャナイ感を抱いてしまう。
全編にわたるくだらないエピソード、しかし俳優の意味不明な仕草などからどす黒い何かが流れてい
るように思ってしまうのはやはりコーエン作品だからか。
ヒロインのジェニファー・ジェイソン・リーの早口がもはや愛らしく感じる。
あとズボンの直しはダブルステッチで。