野球選手~監督契約終了までの経験談を数字多めで語っています。オビの言葉はチームスポーツといえど肝心な時は自分ひとりが頼りだぞという意味。選手時代加齢で衰える中どう努力したのか、監督として限られた予算人員をどうすれば最大限に生かせるかというのはビジネス書カテゴリーにふさわしいと思ってます。日本初の年収一億円超えの選手として守銭奴扱いで叩かれることも多かったですが「無職の若い頃と同じように質素な白飯生活で十分幸せ、仕事は一度きりの人生に悔いなくするためにがんばっただけ、あなたも自分を見つめなおし人生を采配せよ」と最後に締めくくってて、この人が言うと重みがあります。