DCコミックの名作です。良いヒーローものは、敵の敵たる所以というか動機付けができてるもんだと思ってます。この作品はそこにダイレクトヒットして、正義と正義がぶつかり合っていて面白いです。さらに映画の背景が特殊で、冷戦時代に生きる引退したヒーローたちを主人公に、作風はダークでSFでミステリー+現実思考ヒーローと言ったかんじ。キャラクターデザインもさすがヒーロー映画のマスターDC。独特の色を持っていて、ヒーローものを一周回って別のもんにしてるかんじ。コアなファンが多いのも納得。最近ドラマ化してますがドラマから見るのはちとむずいです。